最近はスタイラスペン付きのスマホやパソコンも増えてきました。スタイラスペンをどんな風に使ったら便利なのか、ビジネス書作家の戸田覚さんに便利な活用方法をお伺いしました。

デジタル手書きを活用する記事の2回目は、学習・勉強への利用です。皆さんおなじみの「ノートを取る」作業をデジタル手書きに移行すると、役立つポイントが数え切れないほどあります。学生さんはもちろん、社会人の学習にもぜひ役立ててください。

 

●学習には驚くほど便利
いまさらで、少し恥ずかしい話なのですが、時間があれば中国語を勉強しています。教室での学習では、先生がホワイトボードや黒板に文字や図を描きながら授業を進めていきます。生徒は、“ノートを取る”のは昔から同じですが、これが手書きでなければできません。先生は文字だけでなく、図を加えたり強調したり、時にはぐるぐるとマルで囲んで強調します。そのまま写し取って学んで行くには、やっぱり手書きしかありません。

僕は、先生の許可を得て2in1パソコンやiPadなどを利用してデジタル手書きでノートを取っています。使っているアプリは、「MetaMoji Note」です。

いわゆる手書きアプリなのですが、書きながら録音できます。つまり、その日の授業のノートと録音が一体化するのです。中国語は発音が難しいので、音声を再生できるのがとにかく便利です。

紙のノートを書きながら、スマホで録音している生徒もいますが、授業の回数が増えてくると、両方のマッチングが大変になってくると言います。1つのファイルに手書きと録音がセットになるのが非常に便利です。

デジタルで記録したノートは、スマホでも利用できますから、ちょっとした空き時間に学習することも可能です。電車の中ででも、先生の発音を聞きながら学べるわけです。ついでに、ホワイトボードを撮影したのものも貼り付けているので、授業は完璧に記録できています。

最近では、宿題の添削もタブレットでお願いしています。ペンの色を変えて先生に渡すと喜んで書いてくれます。たくさんの注意書きがある場合にも、画面を拡大すればいくらでも追記できるので、便利です。


発音が重要な学習もデジタルの手書きなら丸ごと記録できます。


先生の添削もデジタルでしてもらうようになりました。


資料に注釈を書くときには撮影して、その上に書き込んでいます。これで、資料を見ながら再度学習するときにも書き込みが邪魔になりません。写真ではわかりにくいのですが、紙の資料に書いた物を撮影したのではありません。撮影した写真の上に手書きしています。


学習のノートはiPhoneでも見られますから、いつでもどこでも学習できます。

●まとめ
手書きの活用術はまだまだあるのですが、今回はこの辺で筆を置きます。まだ未体験の方は、まずはスマホにちょっとしたメモを書くことからはじめてみるといいでしょう。その便利さを知るとやみつきになるはず。仕事にもとても役に立ちます。

文・写真/戸田覚